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トランプ政権でH-1Bビザの給与の下限が13万ドル(約1464万円)になる法案が出るらしい

またしても周囲がざわざわしてきました。

www.bbc.com

という記事によりますと、H-1Bビザ保有者の最低給与を60,000ドルから130,000ドルに倍増することを提案する法案が米国下院に提出されたそうです。これはインドのアウトソーシング企業を狙い撃ちにしたものだとしていますが、それ以外の産業も影響を受けるのは間違いありません。

www.onaneet.org
給与の最低限が13万ドルになると、IT、金融、法律以外の分野ではH-1Bビザを出せなくなるかも知れません。現状ではH-1Bビザの発行上限を超えた場合には抽選が行われます。H-1Bビザの給与自体は一般的な給与(prevailing wage)を超えていることなので、給与の低い業種で平均的な賃金を得ている人がビザを得て、GoogleみたいなIT系大企業のビザ申請が抽選で落ちることもあります。ここは運次第です。

トランプ政権ではアメリカ第一が掲げられていて、H-1Bビザもまたアメリカ人の雇用を盗んでいるものとして批判されています。そのため、H-1Bの出願が多い場合は抽選ではなく給与の高い順に発行するという話です。さらにH-1Bの給与の最低限が引き上げられるとかなり苦しいことになります。

細かい話はこちらに書きます。

www.onaneet.org

では私はどうするか、ですが、今の会社で13万ドルの給与は無理なので転職する必要があります。これは法案なのでおそらく実施されるまで2年くらい猶予があります。つまり2年以内に13万ドル以上の給与の会社に入ればいいので、それほど弱気になることもないかなといったところです。